おしらせ

  • 2024.02.01掲載:
    園だより【令和6年2月号】

能登半島地震災害支援募金へのご協力、ありがとうございました。皆様からのあたたかいお気持ちを、浜松民間園長会にて取りまとめ、石川県内4つの保育関係団体が全国からの被災地支援の窓口として共同で設立された「オールこども石川」へ送金致します。被災地の保育施設の復旧・復興に役立てて頂きます。あれからあっという間に1か月。大自然の脅威にさらされても、それでも復興に向け前を見て歩む方々の姿から、この地域で私たちが、こうして日々暮らせていることの有難さをしみじみ感じます。大切な事とは…深い問いを突きつけられているようにも感じています。

 

さて、今朝(1/31)も登園して身支度をすませたお友達が、「今日は氷、はってるかなあ」と園庭にくりだしていきます。バケツの中の水に、ビオラの花を浮かべてあったり、バケツを置く場所はどこが最適か、みんなで意見を出し合って決めたり、昨日から続く物語。というのも、とっても冷え込んだ朝、霜柱を見つけて「不思議」を感じたAちゃん。図鑑を広げて雪の結晶をうっとり眺めていたBちゃん。「なんで?」がとまりません。小さな発見をきっかけに、興味や関心が広がりつながっていく遊びや、驚きや面白さが共有できるお友達との関係の深まりに、ひとり一人の子どもの「育ちゆく姿」を感じます。自然からの贈り物に限らず、遊びや生活で様々な体験がつめるよう、工夫を重ねていきたいと思います。

 

「こども園に鬼が遊びに来るの?」「この人だれ?」「笑ってるよね~」「誰かに似てるみたい」人形劇場のポスターを見たお友達は興味深々です。もうすぐ節分。無病息災を願って、春の到来、みんなで待ちわびましょう。

 

園長:下原直美