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2024.05.02掲載:
園だより【令和6年5月号】
昼下がりのウッドデッキ。何やら楽しそうな会話聞こえてきます。「おおかみさんがドアをたたいても、絶対に開けちゃいけませんよ」「はーい!」よくよく見ると物陰に、オオカミの耳をつけた年少の男の子が、今か今かとチャンスを狙ってニヤニヤわくわく…赤ずきんちゃんのような、七ひきの子ヤギのような「物語の世界」を子どもたちなりにアレンジして楽しんでいる一場面を見かけました。この春入園したばかりのお子さんも一緒にごっこ遊びを楽しんでいました。
きょうだいグループでの生活が始まって1カ月。345歳児の子どもたちを「けやき・くぬぎ・もみじ」の三つにグループ分けしましたが、それぞれの部屋を「私のお部屋、僕のお部屋」と自分の居場所、安心の場にしてくれているようです。外でいっぱい遊んだあと、まっしぐらに担当の保育者の待つ「僕のお部屋」に駆け込んでいく後ろ姿に、それを感じました。そしてさらに子どもたちは、グループの枠に縛られることなく、興味を持ったコーナーに集って、花の冠を作ったりボードゲームに熱中したりと、夢中になることを見つけ始めています。生活の中で保育者や友達との関係性を深め、葛藤しながら互いに関りあって社会性を育んでいってもらいたいと思います。生活環境が大きく変化した一ヶ月、一人ひとりのペースで笑顔の時間が増えてまいりました。あーんと大きなお口を開けて食事をする姿や眠りにつくまでの安心した様子は、園の生活を受け入れてくれた証でしょうか。「今日のあんなことこんなこと(毎日の写真付き記録)」や「てのりの(保護者限定動画配信)」をどうぞご覧ください。
生活リズムが大きく変化した1カ月間、この1か月の頑張りがそろそろカラダに現れるかもしれませんね。このゴールデンウイークはココロとカラダをリセットする絶好のチャンス。ご家族の中でゆっくりたっぷり、おうち生活をお送りくださいませ。園長:下原直美